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⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ Very Good!
国道375沿いにある「吾妻子の滝」へ行きました。
東広島市西条の住宅や小学校のの近くにあり知る人ぞ知るスポットです。
看板や案内がないので分かりにくい場所ではあります。
GoogleMapでは、お隣のエリザベート音楽大学の入り口に案内されてしまいました。
国道375号線からであれば、広島中央サイエンスパーク入り口の交差点から侵入してすぐ右手が駐車場となっています。
Jackのお散歩には少々物足りない距離ではありますが、この日も小型犬ではありましたがお散歩に来られていました。
東屋があったり、広場があったり気分転換にはお勧めです。
すぐそばにスーパーのエブリーもあるので、お弁当を持ってピクニックにも良いですね。
訪問日 | 2023.2 |
わんこ情報 | 園内はリードをつけてお散歩可 |
ジャンル | 滝。公園 |
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料金 | 入園料無料 |
連絡先 | TEL: 082-420-0955 東広島市都市整備課 |
住所 | 広島県東広島市西条町御薗宇517 |
休園日 | 無休 |
駐車場 | あり |
水道設備 | なし |
トイレ | なし |
HP | 東広島市 |
吾妻子東の子あずまこ(東子)の滝について
吾妻子の滝は、元は「千尋の滝」と呼ばれていた。平安時代末期の治承4(1180)年、平家追討のために立ち上がった源三位入道頼政(源頼政)が平家に敗れ、自害するとその室菖蒲の前は追手から逃れ、3歳になる息子の種若丸とともに安芸国賀茂郡西条郷の千尋の滝の岩谷に身を隠した。しかし、種若丸が長旅が原因で病死し悲嘆に暮れた菖蒲の前は「吾妻子(東子)や千尋の滝のあればこそ広き野原の末をみるらん」との和歌を詠じた。それ以来、千尋の滝は吾妻子の滝と言われるようになったと伝えられている。
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吾妻子観音
吾妻子観音の由来・・・種若丸の死後、悲嘆に暮れていた菖蒲の前であったが、都落の道中でお坊さんも呼ぶこともできなかったため、平家に気付かれないようひっそりと自ら念仏を唱えて種若丸を埋葬し石を重ねて墓の印とした。後にその墓は「滝の観音」と言われるようになった。現在、観音堂には種若丸の墓と伝えられる宝篋印塔が納められている。
吾妻子の滝公園
白牡丹精米臼場跡
江戸時代から明治・大正にかけて、白牡丹酒造は滝の水を利用して大きな水車を回して精米していた。現存はしていないが地域住民にとっては農閑期の貴重な職場だったという話も残っている。現在、公園内に水車の模型が置かれている。
白牡丹酒造・・・1675年(延宝三年)創業、広島県内で300有余年という広島県内で有数の歴史を持つ酒蔵。文豪・夏目漱石が愛飲し、世界の志功として知られる棟方志功が白牡丹ために制作した版画が残るなど、偉人にも愛されてきた蔵元です。
吾妻子の滝上部の堰
現在は滝の上部に堰がかけられ、滝の水系とは別に分水してあり三永水源地に送られている。
感想
吾妻子の滝公園へ入ってしまうと、国道が近くにあるとは思えないほど喧騒を感じません。ぼーっと滝の水音を感じていると日常を忘れてしまうような場所です。Jackと一緒だとJackが滝の音を怖がるので、滝の見えるところで長居ができませんが・・・。遠出が難しい時、気軽に気分転換にお勧めです。
※Google Mapは駐車場を指定しています。
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